大阪・京橋にあるたこ焼き&おでん屋さん「TAKODEN」さんの壁面造形看板です。ちょっと厳つい雰囲気でというリクエストでしたので、表面の雰囲気などややリアルな色付けにしています。
製作仕様:屋外造形看板
サイズ :W3600
表面幕 :和紙調表面幕(エージング塗装によるムラ色塗り)
参考価格:250万円
立体造形看板の依頼を受ける際、3Dのデータや図面をいただくことは、まずありません。
ポーズやイメージのわかる2Dのイラストをいただいたのち、職人の手により立体化を行います。
まずは鉄筋を曲げたり溶接したりしながら、骨組を作っていきます。
表面幕を張り終えた段階です。
着色済の表面幕を張る場合もありますが、今回は仕上げの質感を重視して最後に塗装(着色)します。
表面幕に着色済の状態です。目は大切なところですので、今回はお客様立ち会いのもと「目」の下描きを行いました。
表現したい質感により手法は変わりますが、今回は均一な色塗りではなく、色ムラと陰影を付けています。様々な「赤色」を濃淡をつけて着色しています。
ねぶた風骨組のビールジョッキ(幕張り途中)です。
このジョッキはタコが手に持つ予定なので「半透明の表面幕」を使って持ち手を作っています。