イルミネーション・立体造形の構造・製作デザインについて
鉄筋を曲げて造形を作る。これまでありそうでなかった手法でちょうちん造形は作られています。できること・できないこと、お答えします。
Q:どんな形状が可能ですか?どんなものが作れますか?
A: 物理的に可能な限りどのような製作でも可能です。通常の提灯行灯のような単純な形状から複雑な立体造形に至るまで、雰囲気の和洋と問わず実現可能です。
「鉄筋に幕を張る」が基本のため、鉄筋を設置できるところであれば、どのような使用方法も可能です。最近の例としましては建築物壁面に造形を施したものなどがございます。
Q:複雑な形状は可能ですか?
A: ぜひ難しい依頼をお待ちしております。ただし鉄筋を物理的に曲げることが出来ないような形状や、シートを張るための工具を利用できないような細い(狭い)造形部分は製作できません。小さな造形(1m立方サイズ)を複雑に作ることはちょうちん造形の構造上難しい部分があります、ご了承ください。大きな造形の場合には、複雑な形状も問題がございません。
Q:内部はどうなっているのですか?
A: 内部は鉄筋が張りめぐらされております。表面に見える鉄筋だけではなく、構造を強固に保つために必要な鉄筋や鉄骨などもあります。その他LEDなどの光源や電気配線、重量のためのウェイトなども必要に応じて配置しております。
Q:大きなものはできますか?
A: 理論的にはどのような大きさも可能です。巨大な造形は搬出可能な大きさに分割して製作することが出来ます。過去の実績では最大12m長の吊下げ型造形の事例がございます。
Q:大きくなると高くなりますか?
A: 大きさがそのまま値段に比例するわけではありません。
大きさが2倍になると価格も比例というわけではございません。また半分の大きさになったとしても半額にはなりません。原材料が鉄筋と表面のシートのみで構成されていますので、大きくなるほど割安感が出ます。
Q:小さなものはできますか?
A: 最も細い鉄筋を利用する場合、4mmの鉄筋を利用します。(それ以下の場合、溶接することが出来ません。)4mmの鉄筋を利用して造形可能な大きさが、最小のサイズとなります。ひとつの目安として50cm立方の大きさが最小サイズとお考え下さい。
Q:重さはどれくらいですか?
A: 同じ外観の造形でも設置場所により変化します。重く強く作ることも、軽く作ることも可能です。
Q:光源は何を利用しますか?
A: 直管型蛍光灯、電球型蛍光灯、LEDなどの光源が最適です。大きな造形の場合にはメタルハライドランプなども使用できます。白熱球などは熱の問題もあり、適切ではありません。造形の形状などにより使い分けます。